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停滞気味だった日本レスリング界に、永田克彦選手の銀メダルが活気を呼び戻した。レスリングには伝統を持つ日本だが、グレコローマンではオリンピック3大会でメダルを取れず、低迷が囁かれていた矢先のことだった。 決勝の相手は、アトランタ・オリンピック74kg級の金メダリストで、体重を落とし階級を下げて来たキューバのアスクイ選手。経験、実績、身長とすべての面で上回るアスクイ選手は、永田選手の挑戦を、豪快なバック投げで退けた。 表彰台で笑顔と共に敬礼を見せた永田選手は「悔しいけれど、力の差があったことを認める。でも初めてのオリンピックを存分に楽しんだ」と感慨深げ。「サイボーグのような強い体を作って4年後のアテネで金メダルを取りに行く」と早くも次への意欲を見せた。 |